Pendant Light
Client : Panasonic Corporation, Hirota Glass, Japan
大正時代から続く伝統的な硝子成型技法の ひとつ「乳白あぶりだし技法」を現代に蘇らせた廣田硝子。その大正浪漫シリーズをペンダントライトに応用した。
この技法は硝子の中に「骨灰」という特殊な原料を入れ、急激な温度差を与えることで乳白色に発色させて、熟練した職人技と精密な紋様の金型によって、ガラスに絵柄を浮かび上がらせる伝統的な技法である。
その特殊な製造方法から、ゆがみや濃淡があるがそれを趣として捉えられるような照明を目指した。
2017年グッドデザイン賞受賞。